日々葬儀屋で働きながら、 家ではケーキやお菓子を作って販売し、 さらには両親の介護までこなす・・・ なんだかんだでバタバタなおばちゃんが、 気まぐれにつぶやいています!

「あるある葬儀現場。おばちゃんが思わずクスッと笑ったあの瞬間」

  
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「あるある葬儀現場。おばちゃんが思わずクスッと笑ったあの瞬間」

どうも~おばちゃんです!

今日はね、葬儀の現場でよくある
「ちょっとクスッと笑える瞬間」を紹介しようと思います(笑)

葬儀っていうと、しんみりとした
イメージがあると思うけど
実はね、そんな中にも”人間らしさ”がにじむ
あったかい場面があるんです。

※葬儀は地域によってやり方が異なるので
ここでお話するのはあくまでも
おばちゃんの住んでいる地域のお話です。

あるあるその1:焼香の順番が分からん問題

おばちゃんの住んでいる地域ではね
遺族・親族のお焼香の時間になると、
まずはスタッフが喪主様(お施主様)を先にご案内するのよね。

でも…
”問題はその後!”

本来は、故人から見て近い人から順番にお焼香するんだけど、
こういうときって何故かみんな遠慮しがちなのよ〜…

「私でいいの…?」
「いやいや…あなたが先じゃ?…」
「…え?どっち?」

ってアイコンタクト合戦が静かに勃発(笑)
静寂の中での”焼香だれ行く合戦”は
なかなかの空気感です・・・

そして!やっと順番が来てお焼香台の前に立ったら・・・
今度はなぜか”お辞儀をしすぎる問題”(笑)
本来は正面で御霊前に一礼で十分なんだけど
なぜか・・・

・右にお辞儀
・左にお辞儀
・そしてもう一回、正面にも・・・!

って三方向にぺこぺこやって
最後によろけて「おっとっと・・・!」って
なる方、結構いますね〜

でもね、そんな一連の所作も含めて
みんな故人様を大切に思ってるって気持ちが
出てる証拠なんだよね!

あるあるその2:遺影が”いつもより男前”問題


祭壇に飾られた遺影写真。
それを見た親戚のおじさんが一言・・・

「◯◯さん、・・・いつもより男前やん!(笑)」

その場にいたみんなが
「ふっ」っと笑って
ちょっとだけ空気がゆるんだのよね〜

お葬式って基本はしんみり静かなんだけど、
こういう何気ない一言で、ピリッと張ってた空気が
ほぐれる瞬間ってあるのよ〜

「あの時の旅行の写真じゃない?」
「これ、何年前の写真だっけ?」

って思い出話しで盛り上がっったりして
その場がちょっと明るくなるの!
笑いがあったり、こういう空気感も含めて、
故人様の”その人らしさ”をみんなで思い出す大切な時間
でもあるんだな〜って!

あるあるその3:出棺直前、誰かが居ない問題

「でわ、ご出発のお時間です・・・」
って言うときに限って

「あらっ!◯◯さんがいない!?」ってなるパターン・・・

駐車場で電話してたり、コンビニ行ってたり・・・(笑)
スタッフだけが焦って慌てて・・・
結果ちょっと笑えるのよね〜

最後に・・・

葬儀って、もちろん大切な時間。
でもね、人と人とのやりとりだから、
時々ちょっと笑っちゃう瞬間もあるの
その「クスッ」とする一瞬が
ご家族の心をふっとほぐす癒やしになることもあると思うのよね〜

だからね、悲しみの中にも
あたたかくて、優しい時間がちゃんと
流れているんだなぁ〜って思います!

そうそう!ちなみに、葬儀の現場にいるとよく聞くのが…
「黒ストッキングが伝線してて焦った〜!」
「バッグの中に何も入らん!」
「数珠、どこやったっけ?って直前に探してる…」
意外と“あっ、ない!”ってなる物、
ひとつ持っておくだけで安心かもよ〜

でわでわ〜またねっ!

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