ちょっとだけ介護の話④|母、腰を抜かす!? 現場はいつも突然に
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ちょっとだけ介護の話④|母、腰を抜かす!? 現場はいつも突然に
どうも〜おばちゃんです!
今回は「ちょっとだけ介護の話④」
夕方に父からの電話・・・
焦った声で
「お母さんが、転倒して自分で立てなくなっちゃったんだ!」って・・・
「えっっ!」
その瞬間、あの日の事件・・・
大腿骨骨折の記憶が頭をよぎったわ・・・
↓その時の記事はこちら↓
とりあえず今回は痛みはなさそう・・・
「私一人じゃ起こせないかも」と言うことで、急いでオッサンと一緒に実家へ。
季節の変わり目の夕方は、ちょっと気温が下がって、体が冷えたり、1日の疲れが出やすい時間帯。しかも電話だと全く状況が読めないから「転倒っ!?」
「自分で立てないっ!?」と聞いた瞬間、頭の中はフル回転!(苦笑)
介護って、ほんと“いつも突然”。
今回はそんな「母・転倒事件」のリアル現場と、その後の様子をお届けします!
転倒の原因は?
足元の電気ストーブのスイッチを入れようと、椅子に座ったまま前屈みになった時にバランスを崩し、そのまま床へ…。
「かがむ」動きは、高齢者の転倒リスクが高い動作。要注意だね。
母の状態は?
到着時、母は床に倒れたまま。
体が冷えないように父がタオルケットを掛けてくれていた。
表情は不安そうだけど、
- 強い痛みはなし
- 頭は打っていない
とのこと。まずはひと安心(あの悪夢の再来ではなさそう…良かった)。
顔を見るなり
「ごめんね〜」「迷惑かけちゃったね〜」と、状況は理解できている様子で受け答えもしっかり。
その場でサッと確認したこと
・痛みの場所:腕・腰・股関節・膝・足首に押して痛い/動かすと痛みがないか?
・しびれ・力が入りにくい:左右差がないか?(両手、両足)
・めまい・吐き気・冷や汗:顔色が青ざめていたりしないか?
・頭部打撲の有無:意識ははっきりしているか?
その場の対応
その時の母の状態は急を急ぐような事では無かったので
「大丈夫だよ〜!」「ゆっくり起きようね〜!」など
母が安心できる言葉をかけながら、オッサンと2人で
ゆっくり起こしました。取り合えす椅子に座らせて、
様子見。おトイレに行きたいと言うので、同行介助。
ゆっくり歩けるので、一先ず安心。
こんな症状があれば医療に相談を
・強い痛みや腫れ
・頭を打った、吐き気・意識がもうろう状態
・しびれ、立てない状態が長引く
この様な症状、または迷ったら、かかりつけ医または、
電話相談窓口の救急救急安心センター事業(♯7119)
へ相談。
その後の様子
翌日様子を見に実家へ。
私「大丈夫?」
母 「何が?」
私「ん?昨日椅子から落ちちゃったでしょ〜?」
母「あらっそうなの!?」
って感じで全部忘れてます!(笑)
でも怪我なくて本当良かったですが・・・(笑)
まとめ
「まだ自分でできる」と思う母の気持ちも尊重しつつ、安全だけは最優先。
完璧じゃなくて大丈夫。無理しない・笑って乗り切って今日も頑張ろう!