「葬儀の準備 |事前に何を準備しておけば安心?現役葬儀屋おばちゃんが分かりやすく解説!」
\ この記事を共有 /
「葬儀の準備 |事前に何を準備しておけば安心?現役葬儀屋おばちゃんが分か...
どうも〜おばちゃんです!
先日、ご葬儀の事前相談でこんなお話がありました。
「施設にいる高齢の母の事で、もしもの時どうすればいいか分からない。事前に何か準備は必要ですか?」
これ、実はすごく多いご相談なんです。
そこで今回は現場のプロ+おばちゃん目線で
「葬儀の準備、事前に何を準備しとけば安心か?」
を分かりやすくまとめました。
ちょっと縁起でもない〜って思っても、事前に知っておくだけで、いざという時に、家族も自分も落ち着いて対応できますよ〜。
葬儀の準備で考えること
安置場所
病院や施設で亡くなられた場合、まず考えるのは 「ご遺体をどこに安置するか」。
・自宅にご安置する
・葬儀社の斎場にお願いする
ご家族の希望や、住宅事情(間取り等で自宅安置が難しい)によって変わります。
事前に「自宅 or 斎場」
どちらにするか話し合っておくだけで
当日の慌ただしさがかなり減ります。
葬儀の規模
葬儀とひとことで言っても、規模によって準備も費用も大きく変わってきます。
事前に「どのくらいの規模で行うか」を
家族で話し合っておくだけで、当日の混乱がぐっと減ります。
葬儀には「一般葬」「家族葬」「直葬(火葬式)」など、いくつかの葬儀の種類があります。
それぞれの特徴を知っておくと、希望に合った形式を選びやすくなります。
【一般葬】
昔ながらのスタイルで、お通夜、告別式
と2日間行い町内、友人、会社関係など
幅広く参列して頂く形
生前お世話になった方に送って欲しい、
と考えている方に多いです。
【家族葬】
近親者で行う小規模な葬儀。
コロナ禍に大分増え、近年も増え続けています。
1日で葬儀を執り行う事が多いです。
周囲に気を使わず、ゆっくりお別れ
出来るのがメリットですが
後日、訃報を聞いた方が自宅に
お線香を上げに来られたりして、時間を
取られてしまうのがデメリットです。
【直葬】(火葬式)
お通夜、告別式を行わず、火葬のみ
行うシンプルな形。
費用を抑えたい方、形式にこだわらない方に選ばれる事が多いです。
本人の希望も大事だけども、残される家族の負担も考えて
(特に費用面)決めておくと安心です。
連絡先の整理
いざと言う時に慌てやすいのが「誰に連絡するか」。
「いざという時に慌てないよう、名前・関係性・電話番号をリストにしておくのがおすすめです。」
まとめ
葬儀の準備は「まだ早い」と思っていても、
実際に起きた時に慌てる人が本当に多いです。
だからこそ、今できることを“少しだけ”決めておくのが安心。
おばちゃん流に言うなら、
「準備は『縁起でもない』じゃなくて、『優しさのひとつ』」
家族が困らないように、
話しづらいことも“今のうち”にちょっとずつ話してみては
いかがでしょうか。
でわでわ〜