故人のスマホ・カードはすぐ解約しないで|タイミングと順番を葬儀屋が解説
\ この記事を共有 /
故人のスマホ・カードはすぐ解約しないで|タイミングと順番を葬儀屋が解説
※この記事にはプロモーションが含まれています。
どうも〜おばちゃんです!
家族が亡くなると、「早く手続きしなきゃ」「無駄な料金がかかっちゃう」と、携帯電話やクレジットカードを急いで解約しようとする方が多いんです。その気持ち、すごくわかります。
でも、ちょっと待ってください。実は——あわてて解約すると、あとで困ることがあるんです。今日は葬儀屋歴20年以上のおばちゃんが、すぐ解約してはいけないもの・その理由・解約のタイミングと順番を、やさしく解説します。
※おばちゃんは相続の専門家ではありません。この記事は「葬儀屋として見てきた、あわてないでほしいポイント」をお伝えするものです。細かい手続きは、各社の窓口や専門家に確認してくださいね。
※手続きや契約内容は、会社や状況によって異なります。この記事は一般的な目安として、参考程度に読んでくださいね。
なぜ「すぐ解約」がダメなの?
結論から言うと——故人のスマホやカードには、「その人の情報への入り口」が詰まっているからです。
昔は、通帳とハンコさえあれば手続きできました。でも今は、ネット銀行・ネット証券・サブスク・各種会員登録…大事な契約がぜんぶ「スマホの中」にある時代。入り口を先に閉じてしまうと、中に何があったのか、確認できなくなってしまうんです。
だから合言葉は、「解約は、中身を確認してから」。順番に見ていきましょう。
【要注意①】スマホ・携帯電話
いちばん気をつけてほしいのが、スマホです。すぐ解約すると、こんなことで困ります。
- ネット銀行・ネット証券が分からなくなる…通帳のない「ネットだけの口座」は、スマホのアプリやメールが唯一の手がかり。解約すると、お金がどこにあるか分からなくなることも
- 本人確認(二段階認証)ができなくなる…いろんな手続きで「スマホに確認コードを送信します」となるのに、番号が使えないと手続きが進まない
- サブスクの契約が分からなくなる…何を契約していたか確認できず、引き落としが続いてしまう
- 連絡先・写真が見られなくなる…訃報を伝えたい方の連絡先や、思い出の写真も
だからスマホは、各種手続きが終わって、中身を確認してから解約が正解。ちなみに、解約に「いつまで」という期限はありません。もちろん、そのまま放置すると月額料金がかかり続けるので、**「確認が済んだら解約」**という順番です。
【要注意②】クレジットカード
クレジットカードも、すぐ解約はちょっと待って。
カードは、**公共料金・スマホ代・サブスク・保険料などの「支払いの中継地点」**になっていることが多いんです。先にカードだけ解約すると、何の支払いがそのカードに紐づいていたのか分からなくなって、未払いや滞納が発生することも。
正しい順番は
- 利用明細を確認して、何の支払いに使われているか洗い出す
- それぞれの支払い先を変更・解約する
- 最後にカードを解約する
明細は、紙の明細書か、ウェブ明細(これもスマホ・メールが手がかり!)で確認できます。
【要注意③】サブスク・ネットの契約
動画配信・音楽・アプリの月額課金など、**サブスクは「見えない契約」**です。ご家族が把握していないことがほとんど。
これも、スマホとカード明細が手がかりになります。「毎月〇〇円引き落とされてるけど、これ何?」というものは、たいていサブスク。ひとつずつ確認して解約していきましょう。だからこそ、スマホとカードを先に解約しちゃうと、手がかりが消えてしまうんですね。
【要注意④】公共料金(電気・ガス・水道)
ここは間違えやすいポイント。同居のご家族がいる場合、「解約」ではなく「名義変更」です!
故人名義の契約をうっかり解約すると、自分たちの電気やガスが止まってしまうことに。「止める」んじゃなくて「引き継ぐ」——名義と支払い方法の変更を、各社に連絡してくださいね。
【要注意⑤】賃貸住宅
故人が一人暮らしだった場合の賃貸も、あわてて解約しなくて大丈夫。
家賃がもったいない気持ちはわかりますが、退去までに遺品整理・大事な書類探し(通帳・保険証券・遺言など)が必要です。急いで退去日を決めると、整理が間に合わずバタバタに。遺品整理のめどを立ててから、解約日を決めるのがおすすめです。(遺品整理については遺品整理どこに頼む?費用・業者の選び方もどうぞ ※URL差し替えてください)
じゃあ、何から手をつければいい?
おばちゃんのおすすめの順番はこれです。
- 何も解約しない(まずはそのまま!)
- スマホとカード明細から、契約の全体像を把握する(口座・サブスク・支払い)
- お金まわりの手続きを進める(銀行・保険・年金など)
- 全部の確認が済んだら、不要なものから順に解約
- 公共料金など生活に必要なものは名義変更
「早く片付けなきゃ」とあせらなくて大丈夫。数週間、料金が余分にかかっても、情報を失うよりずっと安いですよ。お葬式を終えたばかりで、心も体も疲れているとき。手続きまで急がなくていいんです。
(銀行口座のお金まわりは亡くなると銀行口座は凍結される?で詳しく書いています )
【PR】
こうした「デジタルの手続き」でいちばん困るのが、家族が契約を把握していないこと。元気なうちに、スマホの契約・ネット銀行・サブスクなどをエンディングノートにメモしておくだけで、残された家族の負担がぐっと減ります。
【PR】
「契約の洗い出しも、お金の手続きも、ひとりでは手が回らない…」というときは、**相続手続きの専門サービス「nocos(ノコス)」**を頼るのもひとつです。相続専門の司法書士などの有資格者が100名以上在籍、全国対応・初回相談は無料で、自宅訪問やオンラインでの相談もできます。プロに任せられるところは任せて、ご自身は心と体を休めてくださいね。
【日本全国No.1】相続手続きの「nocos-ノコス」
まとめ|解約は「中身を確認してから」
- 故人のスマホ・カードは**「情報への入り口」**。すぐ解約すると中身が確認できなくなる
- スマホ:ネット銀行・二段階認証・サブスクの手がかり。最後に解約(期限はない)
- カード:支払いの中継地点。明細確認→支払い先変更→解約の順
- 公共料金:同居家族がいるなら解約じゃなく名義変更
- 賃貸:遺品整理のめどが立ってから解約日を決める
- 合言葉は「解約は、中身を確認してから」
あわてて解約して困るご家族を、これ以上増やしたくない。そんな気持ちでこの記事を書きました。この記事が参考になれば嬉しいです!
ではでは〜