葬儀屋として働きながら親の介護と手作りお菓子を販売している、おばちゃんの本音日記

菩提寺がない場合のお葬式はどうする?現役葬儀屋おばちゃんが解説

  
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菩提寺がない場合のお葬式はどうする?現役葬儀屋おばちゃんが解説

※この記事にはプロモーションが含まれています。

「うち、お寺との付き合いがないんだけど…お葬式ってどうすればいいの?」

最近こういうご相談、本当に増えました。昔と違って菩提寺を持たない家庭が増えています。

葬儀屋歴20年以上のおばちゃんが、菩提寺がない場合のお葬式についてわかりやすく解説します。結論から言うと、菩提寺がなくても全く問題ありません。 安心してくださいね。

そもそも菩提寺ってなに?

菩提寺(ぼだいじ)とは、先祖代々のお墓があり、供養をお願いしているお寺のことです。

昔は「家ごとに決まったお寺がある」のが当たり前でしたが、核家族化や引っ越しなどで、今は菩提寺を持たない家庭がどんどん増えています。

「うちにはお寺との付き合いがない」という方も、決して珍しくないので安心してください。

【豆知識】内檀家と外檀家
ちなみに、お寺の境内の中にお墓がある檀家さんを「内檀家(うちだんか)」、お寺の外にお墓がある檀家さんを「外檀家(そとだんか)」と呼びます。

外檀家というのは、たとえば市営・公営墓地などお寺の外にお墓があり、でも特定のお寺とお付き合いがあるというケースです。同じ檀家でもお墓の場所によって呼び方が違うんですよ。

菩提寺がなくてもお葬式はできる

「お寺との付き合いがないと、ちゃんとしたお葬式ができないのでは…」と不安に思う方が多いですが、まったく心配いりません。

今は菩提寺を持たない家庭の方が増えているくらいなので、葬儀社もしっかり対応してくれます。

菩提寺がない場合の選択肢

① 葬儀社にお坊さんを紹介してもらう

菩提寺がなくても、葬儀社がお坊さんを手配・紹介してくれます。 宗派の希望があれば伝えておけば、その宗派のお坊さんを呼んでもらえます。

戒名もきちんとつけてもらえますので安心してください。

② 無宗教葬(お坊さんを呼ばない)

「お坊さんは呼ばなくていい」という方は、無宗教葬という選択肢もあります。

読経や戒名はなく、故人との思い出を語ったり、好きだった音楽を流したりと、自由なスタイルでお見送りができます。

仏式のように決まった作法や縛りがないので、その方らしいお別れができるのが魅力です。

気になるお布施の相場

葬儀社が紹介してくれるお坊さんへのお布施ですが、金額は戒名の位(ランク)によって変わります。

内容お布施の内訳
戒名なし(俗名のまま)お経料のみ
戒名ありお経料+戒名料

戒名をつけると「戒名料」が加わるので、その分お布施は高くなります。逆に戒名をつけず俗名のままお経をあげてもらう場合は、戒名料がかからない分、少し安くなります。

さらに戒名には位(ランク)があり、位が高くなるほど戒名料も高額になります。「どのくらいの戒名にするか」で金額が大きく変わるので、葬儀社に正直に相談して決めるのが安心ですよ。

なお、火葬場の炉前(ろまえ)だけで読経してもらうという方法もあります。この場合は3〜5万円ほどのお布施で対応してもらえることもあります。もちろん、なかには低料金で読経してくださるお坊さんもいますよ。

菩提寺がないと後で困ることはある?

「あとで菩提寺がないことで困らないかな?」と心配される方もいますが、基本的に困ることはありません。

納骨先も、菩提寺がなくても自由に選べます

納骨先特徴
公営・民営の霊園宗派を問わず利用できることが多い
樹木葬自然に還る。管理がラク
永代供養お寺や霊園が代わりに供養してくれる
海洋散骨お墓を持たない選択肢

ご家族の希望に合った方法を選べますよ。

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実家に菩提寺があるか分からないときは?

「うちって菩提寺あるのかな?」と分からない場合は、こんな方法で確認できます

  • 本家や親戚に聞いてみる(一番確実)
  • 仏壇の飾り方を見る(宗派が分かる場合があります)

仏壇のご本尊や飾り方には宗派ごとの特徴があるので、それで宗派が判明することもあります。

葬儀の後に「実は菩提寺があった」と分かるとトラブルになることもあるので、事前に確認しておくと安心です。

おばちゃんの心に残ったお見送り

最後に、わたしの心に残っているお話を一つ。

あるご家族が、ご主人を無宗教葬で送るつもりで準備を進めていました。生前、信心深い方ではないと家族みんなが思っていたんですね。

ところが亡くなった翌日、机の引き出しから、ご本人が書いた般若心経の写経が見つかったんです。

ご家族は「本当はちゃんと送ってほしいかもしれない」と感じ、急遽お坊さんを手配して、仏式でお見送りすることになりました。

人の想いって、見えないところにちゃんと残っているんだなと、わたしも胸が熱くなりました。

無宗教葬を選ぶときの注意点

無宗教葬は自由で良い反面、こんな声もあります。

無宗教だと基本的にお位牌がありません。 そのため、葬儀が終わって命日に手を合わせようとしたとき、**写真しか手を合わせる場所がなくて、なんだかしっくりこない…**と感じる方もいるんです。

そんなときのために補足です。

無宗教葬でも、俗名(生前のお名前)でお位牌を作ることはできます。 「手を合わせる場所がほしい」という方は、葬儀社に相談してみてくださいね。

最近は「お位牌もいらない」「無宗教で十分」という方も確かに増えてきました。でも、それが良いか悪いかではなく、ご家族やご本人が納得できる形が一番だとわたしは思います。

大切なのは、残された方が穏やかに手を合わせられること。形にとらわれず、ご家族にとって心地よいお見送りを選んでほしいと思います。

事前に決めておくと安心なこと

  • お坊さんを呼ぶか・無宗教葬にするか
  • 宗派の希望があるか
  • 実家に菩提寺があるか確認しておく
  • 納骨の方法をどうするか
  • お位牌を作るかどうか

迷ったときは、葬儀社の事前相談で気軽に聞いてみるのがおすすめです。

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まとめ

  • 菩提寺がなくてもお葬式は問題なくできる
  • お坊さんは葬儀社が紹介してくれる/戒名もつけてもらえる
  • お布施は戒名の位によって変わる
  • 無宗教葬という自由な選択肢もある
  • ただし無宗教葬はお位牌がないので、俗名で作ることも検討を
  • 実家に菩提寺があるかは事前に確認しておくと安心

お寺との付き合いがなくても、心のこもったお見送りは必ずできます。不安なことは一人で抱え込まず、葬儀社に相談してみてくださいね。

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この記事が参考になれば嬉しいです!

ではでは〜

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