葬儀屋として働きながら親の介護と手作りお菓子を販売している、おばちゃんの本音日記

認知症の親が浮気を疑う「嫉妬妄想」の対応といつまで続くか【体験談】

  
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認知症の親が浮気を疑う「嫉妬妄想」の対応といつまで続くか【体験談】

※この記事にはプロモーションが含まれています。

どうも〜おばちゃんです!

今日はちょっとデリケートな、でも同じ悩みの方がきっとたくさんいるお話。
認知症の親の「浮気疑い」=嫉妬妄想(しっともうそう)のお話です。

わが家の母はレビー小体型認知症。
そもそもの始まりが「お父さんが浮気してるから離婚したい!」という一本の電話でした。

↓その時のお話はこちら↓

認知症の始まりは母の「離婚したい!」|嫉妬妄想からレビー小体型認知症の診断まで【体験談】

あれから3年以上たった今も、母は父の浮気を疑っています。

「なんでうちの親は浮気を疑うの?」
「どう対応すればいいの?」
「これ、いつまで続くの?」

そんな思いで検索してここにたどり着いたあなたに、わが家の試行錯誤を包み隠さずお話しします。

認知症の親はなぜ「浮気」を疑うの?

最初にお断りを。おばちゃんは医療の専門家ではありません。ここでお話しするのは、先生から聞いた話と、調べてわかったこと、そして毎日母と向き合っている家族としての実感です。

「不安」が妄想のかたちになって出てくる

認知症になると、記憶や状況の理解があいまいになって、本人の心の中は常に不安でいっぱいになるんだそうです。

その不安が、一番身近で、一番頼っている人に向かって「妄想」というかたちで出てしまうことがある。つまり——

「浮気を疑う」=「それだけお父さんが必要で、失うのが怖い」ということなんですって。

先生からそう聞いたとき、なんだか切なくなりました。憎くて疑うんじゃないのよね。

妄想が出やすいタイプの認知症もある

うちの母はレビー小体型認知症で、診断のときに(嫉妬妄想)と添えられるくらい、この症状が特徴的でした。認知症のタイプによっては、妄想が出やすいものがあるそうです。

※症状の出方は人それぞれです。そして、ご家族が「対応がつらい」「もう限界かも」と感じた時は、それも立派な相談のサインです。一人で抱え込まず、かかりつけ医・物忘れ外来・地域包括支援センターに相談してくださいね。

母の「浮気の相手」は昔のパート仲間だった

ちょっとわが家の話を。

母が「浮気相手」だと思い込んでいるのは、昔一緒にパートで働いていた女性。父も母も知っている、共通の知り合いです。

まったく知らない人ではなく「実在する、顔の浮かぶ人」だから、母の中では話の筋が通ってしまっているんですよね。

ここが妄想の怖いところで、本人の中では作り話ではなく「本当のこと」なんです。

わが家で試した対応|効果があったこと・逆効果だったこと

❌ 真っ向から否定する→大逆効果でした

最初、父は「何を言ってるんだ!浮気なんてしてないだろ!」と真っ向から否定しました。

結果は……大喧嘩。

否定すればするほど、母は「やっぱり隠してる!」と疑いを深めていきました。本人にとっては本当のことなので、否定されると「嘘をつかれた」「ごまかされた」としか受け取れないみたいです。

⭕ 否定も肯定もせず、話をそらす

それからわが家は方針転換。「そうなんだね」といったん受け止めて、否定も肯定もせずに別の話題にそらすようにしました。これが一番穏やかに済む方法でした。

もうひとつ大事な発見が、母は不安になると離婚話が出るという傾向。

だから今では、離婚話が出たら「あ、不安のサインだな」と受け止めて、安心できる話題やお茶の時間に切り替えるようにしています。妄想そのものと戦うんじゃなくて、裏にある不安をやわらげてあげるイメージです。

△「あの人は亡くなった」……わが家の苦渋の方便

これは賛否あると思うので、正直に書きますね。

あまりに離婚話が続くので、ある日私は「あの人はもう亡くなったよ」と母に伝えました(本当のところは、もう何十年もお会いしていない方なので、今どうされているかは分かりません。ごめんなさい)。

母は「あんなに元気だったのに・・・」と疑いながらも、それから離婚の話はぐっと減りました。

ただ、これで一件落着!とはいきません。不安になると、また繰り返します。妄想の「相手」が消えても、根っこにある「不安」は消えないんだな、と実感しました。

嘘をつくことへの後ろめたさは、正直ありました。でも、本人を安心させるための方便は介護の現場ではよく使われると先生にも言われて、わが家は「母の心の平和」を優先すると決めました。

⭕ ひどい時は先生に相談→お薬という選択肢も

それでも症状が強く出てつらい時期は、先生に相談して薬を処方してもらっています。

「薬に頼るのはかわいそう」と思う方もいるかもしれません。でも、本人が不安と疑いで苦しみ続けるほうがずっとつらいはず。家族だけで抱え込まず、医療の力を借りるのは全然アリだと、おばちゃんは思います。

嫉妬妄想はいつまで続く?わが家はもうすぐ4年目

「いつまで続くの?」——これ、一番知りたいところですよね。

正直にお伝えすると、わが家は今も続いています。2022年の診断から3年以上、母は今も父の浮気を疑っていて、父は頑張って受け流しています。

ただ、ずっと同じ強さではありません。波があります。落ち着いている時期もあれば、不安が強まってぶり返す時期もある。

「いつ終わるか」は先生でも断言できないそうです。だからこそ家族は長期戦の構えで、頑張りすぎない仕組みを作ることが大事だと思っています。

対応する家族こそ、休んでください

毎日受け流し続ける父を見ていて思うのは、対応する側の心の体力が何より大事だということ。

  • ケアマネさんや地域包括支援センターに、愚痴でもいいから話す
  • デイサービスやショートステイで、物理的に離れる時間を作る
  • 「今日はもう無理」という日があっていい

わが家のサービスの使い方はこちらの記事にまとめています↓

老健とショートステイとは?デイサービスとの違いとわが家の使い方を体験談で

ちなみに、デイサービスやショートステイは利用する日があらかじめ決まっているので、「今週はもう限界かも…」という時にすぐ頼れないのが正直なところ。そんな時のために、介護保険外の訪問介護サービスという選択肢も知っておくと心強いです。

「イチロウ」は24時間365日、頼みたい内容をオーダーメイドでお願いできる保険外の訪問介護サービス。「数時間だけ母のそばにいてほしい」「話し相手になってほしい」という頼み方ができるので、受け流し続けるご家族の休憩時間づくりに向いています。

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まとめ|妄想は病気の症状。あなたのせいじゃない

  • 浮気疑い(嫉妬妄想)は、憎しみではなく「不安」と「頼り」の裏返し
  • 真っ向からの否定は逆効果。否定も肯定もせず話をそらすのが、わが家の正解だった
  • 不安のサイン(わが家は離婚話)がわかると対応しやすい
  • ひどい時は迷わず先生に相談。お薬という選択肢もある
  • 「いつまで」は人それぞれ。長期戦の構えで、家族が休める仕組みを

いままさに親の浮気疑いに向き合っている方。あなたの対応が下手なわけでも、愛情が足りないわけでもありません。妄想は病気の症状です。

どうか一人で抱え込まないでくださいね。

この記事が参考になれば嬉しいです!

ではでは〜

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