遺影写真の選び方|画素数の注意点と準備のコツを現役葬儀屋おばちゃんが解説
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遺影写真の選び方|画素数の注意点と準備のコツを現役葬儀屋おばちゃんが解説
※この記事にはプロモーションが含まれています。
どうも〜おばちゃんです!
お葬式の準備で、ご家族がいちばん慌てるもののひとつが遺影写真です。「いい写真がない!」「お父さん、写真が嫌いで全然撮ってなくて…」と、バタバタ探し回るご家族を、おばちゃんは何度も見てきました。
しかも遺影は、葬儀のあともご家族が毎日目にするもの。だからこそ、できれば落ち着いて、いい1枚を選んであげたいですよね。
今日は葬儀屋歴20年以上のおばちゃんが、遺影に向いている写真の選び方・画素数の意外な落とし穴・準備のコツを、現場の目線でお伝えします。
※状況は地域や葬儀社、ご家庭によって異なります。この記事は一般的な目安として、参考程度に読んでくださいね。
遺影写真は、いつ・誰が準備するの?
遺影は多くの場合、亡くなったあとに、ご家族が大急ぎで探すことになります。お通夜までの限られた時間で、アルバムやスマホをひっくり返して1枚を選ぶ——これが、なかなか大変なんです。
「いい写真がない」「本人が写真嫌いだった」というのは、本当によくあるお悩み。だからこそ、元気なうちに考えておくだけで、いざというときの負担がぐっと減ります。
遺影に向いている写真の選び方
葬儀屋として「これはいい遺影になるな」と思う写真には、いくつか共通点があります。
① 本人にピントが合っている
なんといってもここが大事。ご本人のお顔にピントが合っている写真を選びましょう。多少ピントが甘くても大丈夫なのですが(理由は後で書きますね)、できればくっきりしているものを。
② 少し大きめに写っている
遺影は引き伸ばして使うことがあるので、お顔や上半身が少し大きめに写っている写真がおすすめです。豆粒のように小さく写っていると、引き伸ばしたときにぼやけてしまいます。
③ 本人らしい、いい表情
向きは正面でも、少し斜めでもOK。それより大事なのは表情です。にっこり笑っていたり、その人らしい顔だったり。ここはあとで詳しくお話しします。
画素数の“落とし穴”
データ(デジタル写真)で用意する場合、**画素数(写真のきめ細かさ)**に気をつけてください。
目安はこちら
- 最低でも300万画素以上あれば、四つ切りサイズでもきれいに仕上がります
- 今どきのスマホはだいたい1200万画素以上あるので、普通に撮った写真なら基本OKです
「なんだ、スマホで十分なのね」と思いますよね。でも、本当の落とし穴はここから。 気をつけたいのは「撮った写真」より、**「加工された写真」**のほうなんです。
スマホに入っていても、こういう写真は画素数が下がっていることがあります。
- LINEやメールで送ってもらった写真(送信時に圧縮されて画質が落ちている)
- SNSに上げた写真を保存し直したもの
- スクリーンショットで撮った写真
- 写真の一部を大きくトリミング(切り抜き)したもの
特に多いのが、お顔が小さく写っている集合写真から、1人だけ切り抜くパターン。元の写真はきれいでも、切り抜いた瞬間に画素が足りなくなって、引き伸ばすとぼやけてしまうことが多いんです。
ですから、できれば元の写真データそのまま(送ったり保存し直したりしていないもの)を用意するのが安心です。
家族葬が増えて、遺影も小さくなってきました
ひとつ、最近の変化もお伝えしておきますね。
昔は遺影といえば、四つ切りサイズ(縦25cm前後)の大きなものを、祭壇にどーんと飾るのが定番でした。でも家族葬が増えてきて、「そんなに大きくなくていい」「キャビネサイズ(2L・ハガキより少し大きいくらい)で十分」という方も、最近は増えています。
小さいサイズで使うなら、画素数のハードルも下がります。 さきほど「大きく引き伸ばすから画素数が必要」とお話ししましたが、小さく飾るぶんには、多少画素が少なめの写真でもきれいに仕上がるんです。これは「いい写真がなくて…」と悩んでいる方には、ちょっと安心な話ですよね。
とはいえ、葬儀社が提供しているサイズは、たいてい規定のサイズが決まっています。葬儀社によって、大きいものと小さいものがセットになっている場合や、個別に頼むスタイルなどさまざま。だから**葬儀の規模はどれくらいか・葬儀のあとその写真をどこに飾るか(仏壇のそばに置きたい、など)**を、葬儀社さんに相談しながら決めるのがおすすめです。
もちろん、ご自分で写真を用意して作られても大丈夫。今後その遺影をどうしたいかまで考えておくと、ちょうどいい1枚に仕上がりますよ。
家族葬についての記事はこちらを参考に!
こんな写真が、いい遺影になります
「改まった写真じゃないといけないの?」と思われがちですが、そんなことはありません。むしろ、自然な日常の1枚が、いい遺影になることが多いんです。
- お孫さんを抱っこしているときの、ふっとほころんだ笑顔
- 入園式や行事で撮った、晴れやかな表情
- 施設にご入居されている方なら、施設の行事でスタッフさんが撮ってくれた1枚(これが本当にいい笑顔だったりします)
もちろん、写真館やフォトスタジオで撮られた写真もすてきです。プロに撮ってもらった1枚は、ピントも写りもばっちりですからね。最近は元気なうちに遺影用の写真を撮っておく「生前撮影」をする方もいますよ。
服装も、普段着でまったく問題ありません。今は写真の修整技術が進んでいて、服を着せ替えたり、背景を変えたりもできます。だからまずは「表情」で選んであげてください。
写真嫌いで、1枚もない…そんなときは
「本人が写真嫌いで、本当に1枚もない」——そういう方も、実際にいらっしゃいます。
そんなときの“最終手段”として、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードの証明写真を使う方もいます。実際、それで遺影をご用意することもあります。ただ、証明写真は無表情で正面を向いた、少し硬い表情のものが多いんですよね。だから「どうしても他にない」ときの選択肢、と思っておいてください。
そしてもうひとつ大事なこと。遺影は、必ず用意しなければいけないものではありません。 ご家族が納得していれば、なくても大丈夫なんですよ。「写真がないなんて親不孝かしら…」なんて、どうか思わないでくださいね。写真がなくても、ご家族の心の中には、生前のお姿がちゃんと残っています。 なので、気に病まないで大丈夫です。
遺影も含めた事前準備について元気なうちにできることはこちらの記事を参考に!
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まとめ|遺影写真の選び方
- 遺影は亡くなったあと、家族が大急ぎで探すことが多い→元気なうちに考えておくと安心
- いい写真の条件は①本人にピントが合っている ②少し大きめに写っている ③いい表情
- データは300万画素以上が目安。今のスマホ写真なら基本OK
- ただしLINE送信・SNS保存・スクショ・切り抜き写真は画素数が下がるので注意。元データを使おう
- 最近は家族葬が増え、キャビネサイズで十分という人も。小さく使うなら画素数のハードルも下がる
- 普段着・自然な笑顔でOK。写真館の写真や生前撮影もすてき。服や背景は修整できる
- 写真がなければ証明写真という手も。それでもなければ遺影は必須ではない
- 最後はいちばん気に入った表情で選んで。毎日見るのはご家族だから
遺影は、その人を思い出すよりどころになります。この記事が、いい1枚を選ぶ助けになれば嬉しいです!
ではでは〜